鬼嫁日記 洗濯物

鬼嫁日記

ある夏、

前半はぐずついた天気が続いた。

それでも外は蒸し暑く

毎日汗をかいていた。

外から帰ってきて

すぐにシャワーを浴びる毎日。

当然、

洗濯物も増えていく。

しばらくすると

洗濯物が山のようになっていく。

さらにしばらくすると

その山がふたつになっている。

しまいには

自分が履くパンツも無くなった。

嫁に伝えた。

僕「パンツがない・・・・」

鬼嫁「だから?」

僕「いや、パンツがないから困る」

鬼嫁「だから?」

僕「だから、洗濯して!」

鬼嫁「気づいたんなら、自分でしなよ!」

僕「その前に気づくでしょ!」

僕「エベレストがふたつあったよ!!」

鬼嫁「だって、しょーがないじゃん!」

鬼嫁「ずっと、雨だったんだもん」

僕「いや、晴れた時もあったよ!」

鬼嫁「いや、ない。」

僕「あった!!」

鬼嫁「ない。」

僕「・・・・・・・。」

鬼嫁「私が洗濯物やらなきゃいけないって誰が決めた?」

僕「一般的に嫁が・・・・・・・」

鬼嫁「は!?一般的ってなんだ!?」

鬼嫁「誰が決めた!?」

僕「いや・・・一般的に・・・」

鬼嫁「だから、誰が決めたぁぁぁ!?」

もし、あなたが共働きで

奥さんがなにも文句を言うことなく

家事掃除してくれているのであれば

それは幸せなことです。

今夜、帰ったら

感謝の言葉を伝えましょう。

それは「一般的」ではなく

「奇跡」なのだから。

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